2012年10月15日月曜日

「もし、日本という国がなかったら」

タイトルだけで選んでみた本です。

「もし、日本という国がなかったら」

ロジャー・パルバース (著), 坂野由紀子 (翻訳)



外国人から見た日本のいいところや

著者が関わった日本人についての本ですが、

なかなか読み進まなくて、ぱらぱらと気になる部分だけ読みました。




印象に残った部分は、日本の美について(p.64~)


西洋美術のゴールは完全無欠(complete perfection)、

完全で無欠で永遠につづく美。


それに対して日本美術のゴールは完全有欠(complete imperfection)、

完璧を目指さない(そもそも自然は完璧ではないから)。

長持ちしないもの、命のはかなさを表現できるものに美を見出す。


例えば、茶道の素材へのこだわり、尺八の音、

陶芸作品の偶然が生み出す芸術性など。



そっかー、言われてみればなるほど。

自分が日本人であるから当たり前すぎて気づかなかったことを、

外国人に教えてもらった気分です。