オールドノリタケ(Old Noritake)と工業用砥石

ものづくり系ギャラリーや博物館が多い愛知県。

JR名古屋駅から徒歩15分程度のところにノリタケの森(Noritake Garden)があります。

園内には、メタセコイアの木や赤レンガ倉庫があり、いい雰囲気。ショップ、クラフトセンター&ミュージアム、ウェルカムセンターを回りました。
*クラフトセンター&ミュージアムは有料(大人500円)



ノリタケはファンシーウェア(花瓶、飾り皿、壺など)からスタートし、のちにディナーウェアを製造するようになったそうです。

今回見たかったのはオールドノリタケと工業用砥石。



オールドノリタケは、明治中期~第2次世界大戦終結までに製造販売されたものだそうです。

お気に入りは、真ん中のピンクのお皿と、右下の黄色いお皿。芸術品です。

タペストリー、ぼかし、金盛、エナメル盛などさまざまな技法が使われています。エナメル盛は宝石みたい。フランク・ロイド・ライトがデザインした帝国ホテルの食器もありました。(日本では復刻版購入可)


ノリタケは当時ニューヨークにデザインセンターがあり、そこで描かれたデザイン画をもとに日本で陶器を製造したそうです。デザイン画も多数展示してあります。

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工業用砥石コーナー(ウエルカムセンター内)

砥石の原料やさまざまな分野で使われる砥石が展示されています。注射器の針の先端を削る砥石もありました。


見学時間は見る場所にもよりますが、ミュージアムとショップで1時間くらい。
ショップはノリタケ、大倉陶園、他メーカーの食器など。
カフェの営業時間は10:00~18:00(L.O.17:30)。
クラフトセンターで絵付け体験もできます。
レストランではノリタケの食器を使用。創作フレンチ。ランチ2,590円~。ディナーは貸切予約のみ。


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ノリタケの森  Noritake Garden
愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1−36
休園日:月曜
日本語 http://www.noritake.co.jp/mori/
English http://www.noritake.co.jp/eng/mori/
徒歩:JR名古屋駅、高島屋がある側の出口を出て左へ。牛島町の交差点を右折。
名古屋観光ルートバス「メーグル」利用の場合は、名古屋駅バスターミナル11番のりばから乗車

キルン kiln = 炉

ノリタケ研削・研磨関連
http://www.noritake.co.jp/products/abrasive/
Bond type: resinoid, vitrified, rubber
aluminum oxide, ceramic, carbide, CBN, diamond
electroplated
http://www.noritake.co.jp/eng/products/abrasive/support/useful/wheel1.html


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