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頂透香(とうちんこう)と歌舞伎の外郎売(ういろううり)

小田原(おだわら)で「お薬のういろう」=「頂透香(とうちんこう)」を買ったのをきっかけに知ったこと ↓↓↓ 『外郎売(ういろううり)』とは、歌舞伎(かぶき)の演目、またその中に出てくる有名なセリフ。 『外郎売』のセリフは、話すことを職業にしている人が、発声練習や滑舌練習に活用しているそうです。 どんなものなのか YouTube でトレーニング動画 を探してみました。 外郎売(ういろううり)のセリフ https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%A4%96%E9%83%8E%E5%A3%B2  より引用 =============== 拙者(せっしゃ)親方と申すは、お立合いの中(うち)にご存知のお方もござりましょうが、お江戸を発(た)ってニ十里上方(にじゅうりかみがた)、相州小田原一色町(そうしゅうおだわらいっしきまち)をお過ぎなされて青物町(あおものちょう)を登りへおいでなさるれば,欄干橋虎屋藤右衛門(らんかんばし とらや とうえもん)、只今は剃髪(ていはつ)致して円斎(えんさい)と名乗りまする。 元朝(がんちょう)より大晦日(おおつごもり)まで、お手に入れまするこの薬は、昔、珍(ちん)の国の唐人(とうじん) 外郎(ういろう)という人、わが朝(ちょう)へ来たり、帝(みかど)へ参内(さんだい)の折からこの薬を深く籠(こ)め置き、用ゆる時は一粒(いちりゅう)ずつ、冠(かんむり)の隙間より取り出(いだ)す。依(よ)ってその名を帝(みかど)より、透頂香(とうちんこう)と賜る(たまわる)。即ち文字(もんじ)には「頂(いただ)き・透(す)く・香(にお)い」と書いて、とうちんこうと申す。 =============== いくつかセリフのバージョンはあるようです。気になる方は探してみてください。

お菓子のういろうとお薬のういろう(小田原)

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小田原城(神奈川県小田原市)を見学に行った帰り、ういろうのお店に寄りました。 お菓子のういろう と お薬のういろう「透頂香(とうちんこう)」を入手。 こちらのお店 ういろう http://www.uirou.co.jp/uiro.html 小田原城近くの本舗(本店)は、入ると和菓子を売っているカウンターがあり、左側にすすむと薬が売られています。 薬局の方とお話しをして、喉とお腹に効くというお薬のういろう「透頂香(とうちんこう)」を購入。 和菓子のカウンターに戻って、お菓子のういろう「白」を試食。種類は、「白・茶・小豆・黒」と「栗ういろう」があり、黒=黒糖 と 茶=抹茶を買いました。 山口のういろうや名古屋のういろうと食感も味も違います。 ちなみに、歌舞伎の演目とつながりのあるお店です。 =============- Wikipedia ういろう(菓子) Wikipedia ういろう (薬品)

アメリカのカルビー商品 Black Bean のスナック

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アメリカのカルビーの商品 Black Bean のスナックです。 出張者がお土産に持ってきたものを写真に撮らせてもらいました。 写真のものは Calbee Harvest Snaps Black Bean の mango chile lime味とhabanero味 マンゴー・チリ・ライム味は、"Sweet, citrus and a little spice." とあるので、甘さ、柑橘類の酸味、スパイスの辛さがミックスされているようです。食べ始めると止まらなさそう。 ハバネロ味はHabanero Chili Pepperが入っているのでとっても辛そう。 カルビーの商品ラインナップ https://www.harvestsnaps.com/products/ SNAPEA CRISPS LENTIL BEAN BLACK BEAN の3種でそれぞれいくつか味があるようです。気になる方は、上記サイトから各商品の詳細をご覧ください♪

ノーベル文学賞受賞作家 Kazuo Ishiguroさんの本

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どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、思い出しました。あるクラスで好きな課題に取り組んでもらう時間に、Kazuo Ishiguroさんの本を読んでいる方がいらっしゃいました。 執事が出てくる話だったので "The Remains of the Day" 『日の名残り』 だったと思います。 日本でドラマ化された作品はこちら "Never Let Me Go" 『わたしを離さないで』 綾瀬はるか主演ドラマ『わたしを離さないで』 http://www.tbs.co.jp/never-let-me-go/ 英会話クラスの読書家さんたちはご存じの作家さんでした。 アマゾンのレビューを見ると、英語学習のためにIshiguroさんの本を読まれている方もいるようです。 しばらく品薄状態のようですが、読んでみたい。 ============- Wikipedia: Kazuo Ishiguro カズオ・イシグロ

オールドノリタケ(Old Noritake)と工業用砥石

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ものづくり系ギャラリーや博物館が多い愛知県。 JR名古屋駅から徒歩15分程度のところにノリタケの森(Noritake Garden)があります。 園内には、メタセコイアの木や赤レンガ倉庫があり、いい雰囲気。ショップ、クラフトセンター&ミュージアム、ウェルカムセンターを回りました。 *クラフトセンター&ミュージアムは有料(大人500円) ノリタケはファンシーウェア(花瓶、飾り皿、壺など)からスタートし、のちにディナーウェアを製造するようになったそうです。 今回見たかったのはオールドノリタケと工業用砥石。 オールドノリタケは、明治中期~第2次世界大戦終結までに製造販売されたものだそうです。 お気に入りは、真ん中のピンクのお皿と、右下の黄色いお皿。芸術品です。 タペストリー、ぼかし、金盛、エナメル盛などさまざまな技法が使われています。エナメル盛は宝石みたい。 フランク・ロイド・ライトがデザインした帝国ホテルの食器 もありました。(日本では復刻版購入可) ノリタケは当時ニューヨークにデザインセンターがあり、そこで描かれたデザイン画をもとに日本で陶器を製造したそうです。デザイン画も多数展示してあります。 Old Noritake で画像検索 工業用砥石コーナー(ウエルカムセンター内) 砥石の原料やさまざまな分野で使われる砥石が展示されています。注射器の針の先端を削る砥石もありました。 見学時間は見る場所にもよりますが、ミュージアムとショップで1時間くらい。 ショップはノリタケ、大倉陶園、他メーカーの食器など。 カフェの営業時間は10:00~18:00(L.O.17:30)。 クラフトセンターで絵付け体験もできます。 レストランではノリタケの食器を使用。創作フレンチ。ランチ2,590円~。ディナーは貸切予約のみ。 ================= ノリタケの森  Noritake Garden 愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1−36 休園日:月曜 日本語  http://www.noritake.co.jp/mori/ English  http://www.noritake.co.jp/eng/mori/ 徒歩:JR名古屋駅、高島屋がある側の出口を出て左へ。牛