英単語の覚え方のヒントになる本

「英単語ってどうやって覚えたらいいですか?」
とクラスでよく聞かれます。

私自身は単語だけで覚えるのは苦手です。物語や歌のフレーズを覚えるまで何度も音読したり書いたりして、その中に出てくる単語がようやく覚えられます。また、単語の画像検索をしてイメージと結び付けたり、語源を調べたり、音の近い単語と関連がないか調べたりします。

仕事でどうしても覚えないといけない専門単語があるときは、単語リスト(日・英)を作って何度も何度も音読します。(普段の会話は、知っている単語とジェスチャー、それから発想の転換でなんとかします。)


さて、記憶の仕方は年齢によって変わるそうです。

『受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法』
https://amzn.to/2DBkEkY
池谷 裕二  (著)
出版社: 新潮社
ISBN-13: 978-4101329222

この本によると、
幼いころは、方法記憶(体で覚える)

その後、知識記憶(丸暗記できる)

高校生くらいになると経験記憶(よく理解して理屈を覚える)

英単語は、知識が神経ネットワークの中でつながりを持つように覚える。

興味のある方は読んでみてください。


さらに、脳のしくみに興味がある方は、こちらもどうぞ。

『大人のための図鑑 脳と心のしくみ』
https://amzn.to/2EeoyPP
池谷 裕二  (著)
出版社: 新星出版社
ISBN-13: 978-4405108042

オールカラー。STED顕微鏡でみた神経細胞の写真などが載っています。記憶するにはスパインspineを大きくすること。


どちらの本も福山市の図書館にあります。


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