投稿

8月, 2013の投稿を表示しています

菅茶山と交流のあった頼山陽と幽閉されていた離れ

イメージ
神辺本陣のすぐ近くに廉塾(れんじゅく)という儒学者・菅茶山(かんちゃざん)が開いた私塾が残っています。 頼山陽も塾頭を務めたそうです。 頼山陽(らい さんよう、1780~1832) について 江戸時代後期の漢学者。歴史・文学・美術などの分野でも活躍。 1780年大阪生まれ。 父春水が広島藩の儒学者に登用されたのに伴いで広島へ移住。 1800年広島藩を脱藩し京都へ行くが、連れ戻され邸内の離れに幽閉される。(学問に専念した時期) 1809年菅茶山(かん ちゃざん)が春水に山陽を廉塾(れんじゅく、現・福山市神辺町)の講師として迎えたいと手紙を送る。春水は同意し広島藩に内願書を提出し、許可がおりた。 1826年「日本外史」22巻を完成。翌年に松平定信に献上。 歴史の分野→『日本外史』は幕末のベストセラー 文学の分野→多くの詩文を作った 美術の分野→「耶馬溪図巻」などの水墨画(耶馬溪(やばけい)は大分県の景勝地) 広島市内に頼山陽史跡資料館があります。 敷地内には国の史跡である頼山陽居室(幽閉されていた離れ)、 資料館、茶室などがあります。 居室は閉館直前だったので閉まっていました。 旧頼山陽記念館の手すり 駆け足で見学しましたが、地元につながりがある人なので、ちょっと親しみがわきました。 それにしても、菅茶山の名前をきくと 谷口屋の「茶山饅頭」 が食べたくなります。 ================== 頼山陽(らいさんよう)史跡資料館 広島市中区袋町5-15 (旧日本銀行広島支店の東隣) TEL:082-542-7022 http://www.raisanyou.com/top.htm 開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで) 休館日:月曜日 JAF会員の割引がありました。

アンチエイジング(抗加齢)ドック~「人間ドック」は英語で?

人間ドックから一歩進んだアンチエイジング(抗加齢)ドックというのがあります。 アンチエイジング = anti-aging (あんたい えいじんぐ) ですが、ドックは英語で? weblio  によると 「人間ドック」は英語で ” a thorough medical checkup [examination] ( from "human dry-dock") health check, medical examination, medical checkup, checkup, medical exam, medical” ドックは船用語ですね。 ピアニストいずみちゃんが豪華客船で働いていたころ、 「今週はドライドックで陸に上がってるよ」と言われ 「ドライドックって何?」ってきいた記憶があります。 ドライドック = dry-dock = 乾ドック = 船を水からあげて総点検や修理するところ なので、人間ドックは 人が体の総点検のために入るところ 私は人間ドックに行きます。 I will go for a complete physical. I will have a full medical checkup. ちなみにアンチエイジングドックの検査項目は、 一般の検査項目に加え ・血管年齢 ・ホルモン年齢 ・神経年齢 ・筋年齢 ・骨年齢 ・酸化ストレス度 などを評価するそうです。 現在の自分のレベルが実年齢に対してどうなのかが診断され、 レベルを上げるにはどうしたらいいかアドバイスがもらえるそうです。 長く健康で生き続けるための検査ですね。 青葉台クリニックなどで受けることができます。 青葉台クリニックHPの案内 http://www.myclinic.ne.jp/aobadai_hp/pc/free2.html

大岡信さんの「言葉の力」と桜

イメージ
草木染め体験の時に、志村ふくみさんの桜の話を思い出した。 教科書に載っていたのは大岡信(おおおか まこと)さんの「言葉の力」という随筆で、染織家の志村ふくみさんとの話を基に書かれたようです。 ネットではいろんな方のブログにこの随筆が登場します。当時読んだままの縦書きで読み返したいなーと思っていたら、ひらめきました。 そうだ、図書館には小学校と中学校の教科書が置いてある! 図書館の教科書コーナーへ行き、光村図書出版の中学の「国語2」の目次を見ると、ありました。さっそく読み返してみると、人が発する言葉と草木染めの色についての随筆でした。あっという間に読み終わるのですが印象に残る内容です。 言葉というのはそれを発している人間全体を反映するものである。 志村ふくみさんの仕事場で桜色に染められた着物を見て、その美しい桜色に感動した筆者。 きっと桜の花びらを集めて色を取り出すのだと思い、どのようにこの色を取り出すのか聞いたところ... 桜の花が咲く直前のころの木の皮から色を取り出すと知って驚いた。 美しい花を咲かせるために、木は全身で色を作り出している。これは言葉と同じだと思った筆者。 言葉の一語一語は、桜の花びら一枚一枚と同じ。美しい言葉もそれを発する人が全身で作り出すもの。 ささやかな言葉にも大きな意味があることを考えさせられます。 =======================- 大岡信ことば館 静岡県三島市 「日本語の豊かな使い手になるために―読む、書く、話す、聞く」 大岡信 著 「折々のうた」 (岩波新書) https://amzn.to/40OMPF0   

製造現場がリアルに想像できてドキドキ【本】「下町ロケット」池井戸潤(著)

小説「下町ロケット」 製造現場がリアルに想像できるので、いろんな決断や結果にドキドキ! 「NASAより宇宙に近い町工場」植松 努 (著)を読んだあと、工業系女子がこの本をおススメしてくれました。 前半の特許のことはあまり理解できなかったけど、銀行とのやり取りや資金繰りのことなど読み応えあり。 後半はどんな決断が下されるのか、検査結果はどうなるのかとハラハラ、ドキドキ。セリフが多くて読みやすいです。 いつも読み書きしてる言葉がたくさん出てきて、製造現場がリアルに想像できました。 (言葉については記事の最後に) 次は「七つの会議」を図書館で予約しましたが、54人待ちなので、他の本も予約しようかな。 ドラマ「半沢直樹」の原作も面白いよ、と文学女子より。 「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」など。 池井戸潤、気になる小説家です。 =============== 「ニッチは自分でつくるもの」【本】「NASAより宇宙に近い町工場」植松 努 (著) http://tomokotn.blogspot.jp/2013/07/nasa.html =============== 英訳は一例 内製化(ないせいか) = switch to in-house production (外注していた部品を社内生産に切り替える) 部品供給 = supply/provide parts/components 工程管理 = process control クリーンルーム = clean room 試作 = prototype making, trial production 量産 = mass production 耐久試験 = durability test

福山からアートで有名な直島へ☆交通機関メモ

イメージ
7月平日、瀬戸内国際芸術祭が始まる前に 福山から直島へ行きました。 瀬戸内国際芸術祭 http://setouchi-artfest.jp/ 【交通機関のメモ】 宇野港まで車で行き、フェリーに乗る場合 7:00 福山中心部出発~福山東インター~(山陽道)~倉敷JCTにて 瀬戸中央道・早島・坂出 方面へ~水島ICおりる~県道21号線を玉野方面へ~県道22号線~30号線~宇野港 宇野港のとなりにある1日500円の駐車場を利用 往復のフェリー乗船券を買う 9:22 宇野港発 直島行きフェリーへ 9:42 宮浦港着 フェリーは右側から降り、バス停へ直行 港の横の公園に赤いカボチャが見える 地中美術館へ向かうため 9:46 宮浦港発→つつじ荘行きの町営バスに乗る 料金は100円、降車時に支払 この日は無料シャトルバスが出ていたので つつじ荘から地中美術館まではシャトルバスを利用 地中美術館を見学(2000円) 1回につき8名くらいまでしか入れない作品あり カフェでサンドイッチとドリンクと海の景色を楽しむ 無料シャトルバスを利用して地中美術館から李禹煥(リー・ウーファン)美術館へ移動 李禹煥美術館を見学(1000円) 徒歩15分 ベネッセハウスミュージアムを見学(1000円) 徒歩10分 ビーチで遊ぶ ショップ 草間彌生さんの「南瓜」(黄色いカボチャ) 徒歩 つつじ荘 町営バス 直島銭湯 16:02 宮浦港発のフェリーに乗る 高速道路料金 宇野港での駐車料金1日500円~1000円 入館料 ランチ代 *日傘、帽子、日焼け止めなど、歩きやすい靴 (無料シャトルバスがなかったら、かなり歩く。自転車レンタルあるが、美術館へは坂道。) *時刻は最新情報を確認する。 「瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック」 参考モデルコース http://www.benesse-artsite.jp/benessehouse/course/model_2.html