大学留学サバイバル クラスメイトと助け合い、おいしい手料理にありつく
アメリカの大学にいたころ、クラスメイトとよく一緒に勉強しました。
留学1年目、教科書を読むのにまだ苦労していたころ、素晴らしい助け合いが成り立っていました。
SAABの車に乗っていたアメリカ人に数学を教えて、代わりに生物の教科書の内容を教えてもらう。
寮に帰り、同じ専攻の日本人に生物の教科書の内容を伝えて、代わりに日本語で化学を教えてもらう。
留学生の面倒をよくみてくれたアメリカ人に、つたない英語で化学を教えて、代わりに後日おいしい手料理を食べさせてもらう。(←重要)
科目ごとに勉強仲間がいて、とても助け合っていました。
大学の成績表を見ると、留学1学期目の受講科目は
- General Biology 1
- General Chemistry 1
- Precalculus Mathematics 1
- Introduction to Applications (Computer Science)
- School Publications
でした。
数学の precalculus は calculus の前段階のクラスで、レベル的には一次関数から二次関数くらいまで。文章問題はほとんどないので英語の壁はほぼなし。留学生5人が、いつも試験でトップ5を占めていました。
この数学クラスには Texas Instruments の TI-85 Advanced Graphing Scientific Calculator という高価な電卓が必須でした。電卓に必要な情報を入れると電卓画面にグラフが描かれるので、それを解答用紙のグラフに書き写します。数学のクラスなのに電卓の使い方に慣れるのに苦労したような記憶もあります。