ヤード・ポンド法 vs. メートル法
アメリカではヤード・ポンド法が使われていて、日常生活に深く根付いています。メートル法(metric system)はサイエンスのクラスで習うものというイメージ。
スーパーで milk は gallon単位で売ってるし、お肉の重さはouncesやpounds、身長はfeet と inches、体重は pounds、気温は °Fを使って表現します。
生活していたら使い慣れるし、食品パッケージにはヤード・ポンド法とメートル法が併記されているので、困ることはありません。
一度困ったのは病院で検温してもらった時。朝、体調が悪く熱っぽかったので日本の体温計(摂氏表示)で体温を測る。37.5°Cくらいだったかな、確かに熱がある。病院に行ったら検温され、華氏表示の温度を見せられ、「平熱はいくつ?」のようなことを聞かれたけど、答えられず。今ならスマホで単位の変換をすればいいので、きっと困りませんね。
ちなみに、日本は明治時代にメートル法を採用しましたが、尺貫法からメートル法へ完全移行するには50年以上かかったそうです。日本のメートル法化
さて、ヤード・ポンド法で出てくる単位は
oz., lb., pint, gallon, inch, foot, yard, mile, Fahrenheit など
メートル法は十進法ですが、ヤード・ポンド法は違います。
1以外の数字のときは単位も複数形になります。
oz. = ounce(s)
lb. = pound(s)
1 lb. = 16 oz.
体重 lb.
身長 foot/feet, inch(es)
1 foot = 12 inches
165 cm = 5'3''
She is 5'3''. (She is five three. She is five feet and three inches.)
液体
1 gallon = 4 quarts = 8 pints
液量オンス fl. oz. = fluid ounce
距離 mile(s)
走行速度 mph = miles per hour
気温、体温、オーブンの温度 Fahrenheit
*度 = degree(s) が複数になる
0ºC = 32ºF
36.5°C = 97.7ºF
37.5°C = 99.5ºF
100ºC = 212ºF
180ºC = 356ºF
Water freezes at 0 °C. (zero degrees Celsius)
Water boils at 100 °C. (one hundred degrees Celsius)
ちなみに計量カップは200 mLではなく、230 mLくらいです。米国レシピで料理する人は気を付けてください。